淡路島・南あわじ市・洲本市の新築注文住宅・リフォームまで 長浜工務店とお客様が共に造り上げるこだわりの家造り!
新築を希望されているお施主さんとお会いして、家を見ながら話をさせてもらいました。
家の中には骨董品がいっぱいあり、古いものが好きだと感じ、また、家の中の木もいいものを使っていたので、
「新築ではなく、リフォームにしませんか!!」
と提案しました。
この提案をしっかりとご説明して納得して承知していただき、早速リフォームに取り掛かりました。
一人住まいなのに家が広くて使っていない部屋も多かったので、要らない部屋を解体して中の部屋に光を取り入れやすくしました。
寝室の近くにトイレ・洗面脱衣室・浴室・台所を配置し、居間は12帖と続きの間で4帖の小上がりの畳の部屋と1帖の床の間の部屋を造りました、友人が多く、来客も多いので、この広さにしました。
玄関も3帖だった広さを写真のような8.5帖にして真ん中に囲炉裏を置いてもいいかと考えてこの広さにしました、靴を脱がなくても、みんなで話ができるように考えました。
庭も玄関にある庭が南側で木も植えていて、陽の雰囲気をかもし出していたので、居間に面している庭は北側なので、陰の雰囲気(静けさをかもし出させようとして)解体した部屋の土台に使っていた延べ石を使って空井戸を作り、他の石を飛び石として敷き、あとは砕石を敷きました。
このように、内部外部にかかわらずトータルで提案できたことが大変嬉しく、また、お施主さんが僕の提案したことに応えていただいて、いろいろできた事が本当に良かったです。
このような経験は、後にも先にもありませんでした。
この建物が僕のリフォームの考え方の転機になったと感じています。
新築の提案にもいい影響を与えてくれた気もします。
今でもこのお家に年に何回か訪問し、いろいろ話をさせて貰っているといつも時間を忘れてしまいます、なぜこんなに居心地がいいのか考えますが、わかりません。
体で感じることを頭で考えて造る難しさを感じます。
人は10人10色なので、コミュニケーションを図りいかにお施主さんのことを理解できるかで変わるのだと思います。
だから、出来るだけコミュニケーションをとるようにしています。
お施主さんと共に造らないと、お施主さんにとって最適の家をつくるのは難しいと思います。
お金も掛かりますが、時間も掛かります。
せっかく大金をかけるなら、こるほうがいいのではないかと思います。
家全部は難しいですが、ひと部屋でも試してみてはどうでしょうか?
2006年10月20日
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